2015年1月8日木曜日

【仕事術】忘却の効用


1 気がかりを抱えるタイプ、忘れるタイプ

仕事のことが気がかりで、帰宅しても休みの日でも気が休まらないという経験をお持ちではないだろうか。
私も以前はそうだった。
だが、家にその気がかりを持ち帰ってみたところで少しでも状況が好転したという試しはなかった。
持ち帰って仕事をしてもいらいらするだけだったし、どこにも逃げ場がないような気がしてやるせない気分が募る一方だった。
当然である。休むときに休めていなければ心も体もストレスで充満して健康的でいられるわけがない。きちんと休養や気分転換が図れなければパフォーマンスが落ちて成るものも成らなくなるのは自明である。